その子を自由にしてあげて

私たちの中には、自分自身についての探究が大好きな、

とても正直で一生懸命な子がいます。

私はその子の名前のひとつが「Seeker 探す子供」だということを

カードワークの学びとともに知りました。

「Seeker」は、ボイジャータロットという

現代的なタロットカードのうちの1枚の名前なのです。


この子のファミリーには、他にもかわいい子どもたち、

その実、とんでもなくパワフルな子どもたちがいます。

実は、彼らが私たちという存在の核だといっても過言ではないのです。


しかし、大人になり、社会に揉まれ、たくさんの処世術を知り、

体裁を取り繕うことをするようになり、

素直でない自分との共存をしていくうちに、

時々、私たちはこの子たちを閉じ込めてしまったり、

その大切な声を聞かなくなったりします。

彼らは、本当の私たちのことをとてもわかっている存在だというのに、です。


「Seeker」はありとあらゆる私たちを探ったり発見したり、

それを伝えてきてくれたりします。

それは様々な分野、シーンにおいて、です。

もちろん、パートナーシップにおいても然り。

意識の世界だから、子供でも大人でも縦横無尽に作用していきます。


「Seeker」は本能的に探究心が旺盛です。

子どもだけど、恋する私たちにも興味津々だし、

子どもの無防備ゆえのパワーで

私たちに本当の自分の気持ちや欲求を伝えようとします。


それが、時々、恋をしているときの大人の私たちには、

胸騒ぎやもやもややざわざわやストレスという

意外な形に変わって感じられることもあるかもです。

「Seeker」の正直さは、時には私たちにとっては残酷だったり、

はたまたずるりと一皮むけるような衝撃だったりもするので。


あなたの中に、思い込みや偏見はありませんか?

まだ経験していないだけなのに、自分の中には無い要素だと思っていること、

Seekerに「しーっ!」と口封じしていること、が。


例えば、男って生き物は、女って生き物は、とか。

私は熱しやすく冷めやすいから恋がうまくいかない。

私は熱しにくく冷めにくいから、恋に出会いにくい。

尽くすのが好き、尽くされるのが好き、愛されるはずがない、などなど。


それって本当なのでしょうか。


私は熱しにくく冷めにくいです。(と、決めつけていましたw)

でも、あるひとつの恋愛経験から、それ以外の私がいることも知りました。


熱しにくく冷めにくいので、

やっとの思いで始まった関係を終わらせるのが苦手でした。

最後は我慢の末の疲労困憊、ストレスフルで、下手すりゃ噴出して泥沼化(笑)

これが過去の私のパターンでした。


熱しにくいから、遊びはできても、本当に好きな人もなかなかできない。

もう、きっと本当に好きな人はできないだろうとやさぐれたことも。


このときも、最後はその人を好きなのか、執着なのかわからず、

こじらせにこじらせて悲惨な別れを経験して、

「もう誰も要らない、好きにならない!」と固く誓って、

その4ヶ月後に生まれて初めてほぼほぼ一目惚れという経験をします(〃∇〃)(笑)


本当に、私たちは「本当のわたし」のことを全然知らないのです。

ここをがんがん探して明らかにしようとしてくれるのがSeekerなのですね。


その出会いは、大きなギフトでした。

今まで物わかりの良い大人の私で通してきたはずなのに、

子どものように駄々をこねたりかまってほしかったり、

「大好きだよ」と何度でも言われたい、愛されたい、可愛がられたい、

そんなのこっ恥ずかしくてできるか!と長年思って遠ざけていた女性像。

そんな女が私の中にいた!!!、そしてその願いは叶う!!!

……という衝撃の事実に出会うことになったからですwww


それを許容してくれる存在なんていない、信じない、強くなくてはいけない。

私が勝手に作り上げた世界観は脆くも消え去りました。

たったひとつの出会いで。


私の中の「Seeker」が見つけてくれたのです。

心の目や耳を塞いで、いないことにしていた「わたし」を。


キッカケは、私が自分の世界観を、思い切って疑うということから始まりました。

自己肯定感を逆手に使い、自分の思考に徹底的に「本当に?」を問いかけて。

傷を癒えさせるための荒療治でしたが。


それを始めたら、転がり込んできたのです(笑)

必然のタイミングだと思いました。

チャレンジへのギフトだとも。


自分の中の「Seeker」をずーっと飼い殺しにしていました。

あなたはいない、私の中に。そう命じて。


これをお読みの方で、同じようなことをしている方はいらっしゃいませんか?


冒頭の画像は、ブランクーシというアーティストの作品、「The Kiss 接吻」です。

固く抱き合っていますね。

これを中心的シンボルにしたボイジャータロットの

大アルカナの6番「Lovers 恋人」が文末の画像です。


こんなふうに抱き合いたい、唇を重ねたい。

もっと根源的に

「愛されたい私を見つけたの。私をいないことにしないで」

そんな声をあなたの「Seeker」はあげているかも。


どうぞ、あなたの中のその子を、自由にしてあげてください。


まずは、そこからです。