へそのひみつ(赤ちゃんはどこからくるの?)

3日から8日まで、秋季休暇を取っております。

というわけで、またまた絶賛予約投稿中です。


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こんにちは、氷室ユリです。

今日の私の肩書きは、性愛研究家、いや、ウソです。

単なる氷室ユリということにしておきます(笑)

肩書きってちょっと苦手かもです。

一つ所に留まっていたくないからかな(^_^)


今年、「超個人的な話をしよう!」というトークイベントを

各地で5回ほど開催しました。

テーマは一貫して、セクシュアリティとパートナーシップです。

そういう話を大らかにしたい、ある意味、自己開示の場としたい、

こういった特異とされがちな話題を語らうことで

誰もが生きやすく生きてほしい……もちろん、私自身も含み。

このイベントは、そんな目的から発祥したものです。


カードワークと座談会と、セクシュアリティに関するミニセミナーという内容で、

毎回流れが読めない面白さがありました。

これまで、福岡で2回、大分、熊本、名古屋で各1回ずつ開催し、

そのバラエティに富んだ皆さんのお話に触れるたびに、

このテーマは深いなぁと毎度思うことがあり、

そして、大事な話だよね、と真摯に考える気持ちになりました。


大事な話。

このイベント中、かなりの確率でトピックにあがったものの中に

「性教育」

というテーマがあったことも、そう思う要因だったと思います。


お子さんがいらっしゃる方からは、

どうやって伝えていこうか、

そもそも子供とそういう話はしたくない、

どこまで話したらいいの、

いっそ父親に任せたい、でも、任せられない、ああ、悩ましい……

などなどいろんなご意見が飛び交いました。


で、そこで、好奇心と探究心から私が皆さんに伺ったのが、

「どうやって赤ちゃんは生まれてくるのか、

 みなさんはどうして知りましたか?」ということ。


そこから話はあちこちに及び、

初めてのブラジャーや初潮の話から、学校での保健体育の特別授業、

ご両親の性生活の気配、目撃談までが話題に上りました。


一部のエリアではお話ししましたが、私も結構、幼い頃から、

「赤ちゃんが家族に加わる仕組み」に興味津々で

いろんな想像や考えをめぐらせた1人です。


もうホントに、その稚拙なことと言ったら(笑)


幼稚園の年長さんに上がるか上がらないかの頃だと思うのですが、

母に訊ねたことがあります。

「赤ちゃんはどうやったら家に来ると?」(博多弁)


母は答えました。

「男の人と女の人が結婚して同じ家に住むようになったら、

 自然とその家にやってくるとよ」(博多弁)


微妙な嘘を吐かれておりましたなwww


でも、幼気な私は信じましたよ。


近所に、髪の長いなんだか不思議な雰囲気の(要は色っぽい)

女の人が住んでいました。

今思えば、そのお姉さんは、足繁く通っていた男の人の

「愛人さん」だったのだな、とわかります。

「ああ、あのおねえさんはあのおじさんと一緒に住んどらんけん、

 赤ちゃんがおらんとやね」(博多弁)

そんなふうに納得したことも覚えています。


その次に私の小さな、だけど活発な脳味噌に湧いた大きな疑問は

「赤ちゃんがどうやってお腹に入るとかいな???」(博多弁)


アホですな。いや、ピュアだったということにしよう。

その頃は、妊婦さんのお腹には赤ちゃんがいるという知識はすでにあり、

しかし、内側で生成されたという発想はなく、

赤ちゃんが外から入り込んだと思っていたのです。


で、私がロックオンしたのは「へそ」の存在でした。


ホントにアホですな。いや、ピュアなんだよっ!!!(本日2回目)


おへそから、お腹の中に、赤ちゃんの素のようなものが、

人知れず入り込むのではないかというのが私の拙い推論でした。

そして、やがて、お腹の中で十分に育った赤ちゃんは、

またあのおへそから出てくるのだ、と信じていました。

私の中では「おへそは自由自在に開閉する仕組みを持っている」

そんなことにもなっておりました(笑)


神秘すぎるぞ、へそwww


そのうち、数年後、色々な(笑)プロセスを経て、

小さいユリちゃんはそれは大間違いだと気づきます。

そのときのショックと言ったら!!!


自分の浅知恵を恥じたし、

なにより真相に動揺したし、それは衝撃的だったし……

私の中にこの件に関して組み立てられたありとあらゆる仮説が

根底から覆されたわけですから、呆然としました。

仮説と言ってもそれは名ばかりで、思い込んでいましたからね。

「へそ自由開閉説」の崩壊ですよ(笑)

しかも、真相は、当時の私の想像を絶する男女の行為ですから、

なんとも言えない怖さや不気味さもありました。


加えて、長い間、母に騙されていたんだ!というプチ怒りと落胆と……。

おそらく、それは私に、うっすらとではありますが、

「大人は子供に嘘を吐く」という刷り込みを与えました。

今になれば、母の気持ちもなんとなく想像できます。

すべてを克明に話すには、私は幼すぎました。

が、そのときはそんな思いには及ばず……


これ、今では笑い話です。

でも、あまりいい思い出ではないなぁと感じています、私自身は。

もちろん、母を責めるつもりはありません。

だけど、なんとなく他の言い方とか、段階的な伝え方とか、

何かもっといい方法があったのではないかと今も思うのです。


他の方からのお話も伺い、親の影響の大きさもあらためて感じました。

とても大事なことだと知っていながら、日本という先進国は、

未だ「生の神秘」は秘匿であるとしている……

ある意味、発展途上国なのかもしれません。

それっていかがなものか……


その気持ちが芽吹いたまま、昔からあれこれと考えていたのですが、

それがあるひとつの思いに至りました。


「お子さんをお持ちの方や、私と同じようにこの種のトピックに

 興味をお持ちの方へ何か提供できることはないかな」


そう思えば、それなりの流れが起こるものです。

私の知り合いで、小中学校で性教育に関するお話されている

助産師さんがいらっしゃることに気がつきました。

まだ、この思いだけなので詳細はなんにも決まっていませんが、

来年は、その方によるお話し会のオーガナイズを考えています。


お子さんがいらっしゃる方も、そうでない方も、

この「性教育」という、その実、とても大切なことについて

ちょっと勉強してみませんか?

お茶を飲みながら、お話を伺ったり質問したり、といった

気軽に参加していただける、少人数制の場を考えています。


まだ少し先の話ですが、皆さんからの

忌憚のないご意見、ご要望も伺いたいと思います。


私みたいに長年「へそのひみつ」に翻弄されるより(笑)、

赤ちゃんの誕生の尊さを子どもたちにはすんなりと知ってほしいし、

そこに介在する行為は大切な愛情の交歓なんだと

ナチュラルに、オープンに伝えたいものです。


何かご意見、ご要望などお持ちの方は、

ぜひご一報をよろしくお願いいたしますm(_ _)m


お問い合わせはメールにて……

treasurehunter_yuri☆yahoo.co.jp 

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