大きな山に小さき私を観る

こんにちは、氷室ユリです。

昨日の記事に続いて、休暇中に行った静岡での滞在、その後、を。


※昨日の記事はこちら。

「休暇明け、思い出すのはおでんとおにぎり」

https://ameblo.jp/th-yuri/entry-12326821039.html


その日は、朝から日本平を目指しました。

本当は、三大松原のひとつと呼ばれる「三保の松原」に

JR、水上バス(清水港からの富士山を狙って!)、

そして陸上のバスを乗り継いで行こうと思っていたのですが、

前夜になって水上バスの運行が途中で止まっていることがわかり、

急な予定変更となったのでした。

桟橋が破損しているとか……先日の台風の被害に因るものでした。

ま、行けなかったのは残念ですが、事前にわかったから良かったです。


日本平は、駿河区と清水区の間に位置する標高300メートルほどの景勝地。

なんだか名前がすごい! 

調べてみると、その名前は大和武尊(ヤマトタケルノミコト)由縁のものでした。


この日本平から、ロープウェイに乗って、久能山という山に下ることができます。


昔の偉い人が乗る「お篭」をイメージしてデザインしたロープウェイでした。

1キロほどの山と山の間を5分ほどで往復しています。

日本平ロープウェイからも、久能山からも駿河湾がきれいに見えます。


久能山には、徳川家康ゆかりの東照宮があります。

簡単にいえば、家康公のお墓ですね。

下から登ると東照宮には1159段の石段があります。

ロープウェイを使うと、一ノ門がある909段までを端折ることができます。


なんだか、今年は石段のある場所とご縁があるようです(・∀・)

※ 過去記事:「金銀の桜に会いに、心臓破りの石段を」

https://ameblo.jp/th-yuri/entry-12316441417.html


この一ノ門からさらに100段以上あるのですが、両親には無理そうだったので断念。

付き添いの私も断念し、妹家族3名のみお参りに。

妹曰く、キラキラしてた~v(・∀・)vと。

妹よ、深みのないコメント、ありがとう(笑)


ちなみに、ここは国宝で文化財もわんさとあり、博物館も。

行かれる方はじっくりとご覧になってみたらいいと思います。


再びロープウェイに乗り、日本平に戻ります。

ロープウェイの駅の側に駐車場があります。

その脇から、日本平山頂遠望台「吟望台」へと登れます。

大きな鉄塔がランドマークです。


大人の足で5分くらいだと思います。

整備はされていませんが、さして険しいわけでもありません。

しかし、父は息を切らし、母も妹と私に両脇から支えられながらヘロヘロ……

もう、這々の体でΣ(・∀・;)……80代には厳しい道程でした。


だけど、登りきった先には……

爽快な空と、富士山(*´∀`*)


画像よりも、大きくてハッキリと見えました。

ここに至るまでも実は色々あった珍道中だったので、

苦労が報われた妹と私は

「いい! いいね、富士山! いいよ! うん、いい!」ヾ(*´∀`*)ノヾ(*´∀`*)ノキャッキャと

もう、意味不明に「いい!」を連呼してました(笑)


内心、山頂が雲で覆われていたらどうしよう(^_^;)とほんの少し思っていたのです。

このよれよれになりつつも登る人たちに、

「いやー、見えなくて残念だったねぇ(・∀・)」とは言えない、と(笑)


本当は雪に覆われた美しい富士山を見せたかった、というのが本音です。

早く雪が降ればいいのに、と毎日、気象情報を見続けていました。

で、この10日ほど前に初冠雪し、よっしゃ!と思ったのも束の間、

台風21号による大風で雪は見事に吹き飛んでしまったのです……

そして、昨日、私たちが帰宅してから、また富士山は雪化粧を。ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!


やられた、富士山にやられた(笑)

やられた感ハンパないわ!!!www


私たちの結論は「我が母の日頃の行ないのせい」ということになりましたが(笑)

実際はこれで良かったような気もしています。

寒かったら、この人たちには無理だったかも、と。


満足して、富士山をバックに家族写真を撮り、日本平をあとにしました。

その写真は掲載許可を得ていないので割愛しますが、いい思い出の1枚です(^_^)

少しは、親孝行になったかな。


他にもいくつかのポイントから、ちらりほらりと富士山を拝みました。

でも、この日本平に行ったのは、大正解でした。

広々としたそこから見てこそのものがありましたから。


当たり前ですが、富士山はその形が美しいだけでなく、やはり大きかったです。

サイズも、存在感も、文句なしに大きいなぁと。

富士は日本一の山と言いますが、文字通り、よく言ったものです。


自然や、地球や、宇宙や……そんなものを思わずにはいられませんでした。

そして、小さな自分自身を。


悩みはあまりないけど、迷いはたくさんあります。

人間四十にして惑わずとか言われますけど、

五十を超えて今もなおぐるぐるうろうろと惑いっぱなしですよ!www


だけど、この雄大さに触れたら、大したことないか……と思えます。


大きな自然には、定期的に触れるようにしています。

今回は日本一の山に触れて、自分の小ささが愛しくなりました。

そして、私って日本人なんだなぁとも。


海は浄化、山は癒やしとよく目にしますが、ああ、たしかに、と感じつつ、

この空の下のこの山に、思わず手を合わさずにはいられない自分がいました。


今度は、1人で来てみようかな。

正直、まったく興味のなかった場所でした。

なのに、そんなことをふと思ったのが、自分では意外でした。


時々これからも、雄大で自然あふれるところには赴こうと思います。


帰途は、もちろん疲れもありましたが、妙なやりきった感と(笑)

大きさに抱かれて小ささを認められた思いに満たされていました。

バタバタでしたが、総括として、いい旅でした!


……でも、しばらくは、家族旅行は遠慮します(*ノω・*)テヘ